ネパールでキリスト教徒が増加している?!

 

ネパールの宗教事情について知ったことを少々書き記しておきたい。

 

 

ネパールでの宗教は殆どがンドゥー教だが、昨今では他宗教に改宗する人も増加しているという。キリスト教信者は20年前には2%程度だったのが、今では6%程に増加している。これは一体どんな現象なのか?

 

 

キリスト教や他宗教の人達が、熱心に勧誘活動をしている。彼らはパーティーを開き、参加した人々に豪勢な食事をさせ、キリスト教に改宗すれば他国家に留学に行ったり、働いたりできる。今暮らしが苦しくとも改宗すれば、キリスト教が暮らしを豊かにすることを保証する」として多くの人を誘引しているのだ。このシステムを利用して、貧困生活のただなかに会ったにも関わらず、海外での留学後、そのまま良い企業に就職を決めた人もいるそうだ。

 

一見すると改宗が賢明に思えてくるものだが、良い事だらけでもないようだ。

 

ヒンドゥー教では大小合わせて1年間で365以上のお祭りが開催される。最大の祭りとされるのがダサイン祭であり、15日間に渡り町はお祭りモードになる。このお祭りは家族全員が一つの場所に集まることを前提としており、改宗したものは基本的に参加することが許されていない。改宗した結果、家族から完全に隔絶されてしまう可能性があるということだ。これにより孤独死する人もチラホラ見られるという。キリスト教に改宗しながらも、変わらずお祭りに参加する強者もいるみたいだけど笑 

 

日本は無宗教の国と呼び名高いと同時に、宗教に対する理解にも乏しい。多額のお金を費やしてまで、ネパールというあまり豊かとは言えない国で熱心に布教活動をする行動の裏には一体何があるのだろうか??

 

大げさな仮定をするならば、もしネパールの国教がヒンドゥー教からキリスト教に切り替わるような事が起こったら、何が起こるのだろうか?


私自身、どんな宗教であったとしてもその個人が幸せに生きる為の助けになるのならば、なんでもいいと考えているけれども、、、うーん。理解が深まり次第、また共有したい。