真面目の証明書!硝酸態窒素!

本当にネパールでしっかり活動しているのか?ピーヒャラピーヒャラ遊んでばかりいるんじゃないの?と良き友人から心配されました。


これぞまさしく愛ですね。普通の神経なら言いにくい様な事もサラッと言える関係、「今からチョット蕎麦でも食べない?」なんて誘えちゃう関係、まっことに何者にも代えがたいですね。感謝感激雨あられコンゴトモズットナカヨクシテネ!


さて、心配と愛情に応えるべく、以下私の全真面目を費やした近況報告です。

以前も日記に記しましたが、現在は主に来るセレモニーに向けての下準備に、一同全精神力を注いでおります。今日は硝酸態窒素のPPM値(100万分の1の略、濃度を示す単位)測定実験を行いました。硝酸態窒素の摂取において、健康面での研究においては、発がん性が高いなどと言われていますが、実際の所はわかりません。ただ、一つ言えることは、高野菜の味の面でえぐみ、にがみに繋がり、高濃度での摂取はメリットが一つとして存在しない事は確かです。そもそも、硝酸態窒素が高いことが意味するのは窒素分過剰です。これには有機無機の別はなく、土が窒素過剰状態なら硝酸態窒素の値は高くなります。有機農業で用いる堆肥の肥効は、化学肥料に比べて遅い為、焦った農家が堆肥を過剰に施肥し、結果硝酸態窒素の値が高い。という現象も無きにしも非ずなわけです。


有機だから安全という方程式は短絡的すぎるということですね~

非常に、異常に面倒くさなってきました。これだけ沢山の文章を書き連ねたのだから、最低限の友情指数は保たれる気がします。ミニマリストを志すモノとしては、文字数もミニマライズすべきですよね。


上の嫌味な位漢字を多用している文章を要約すると、
「や~美味しい野菜食べたいよね」の一言に尽きます。
これが100%中90%大事。
有機だろうが何だろうが自然な甘みのある野菜こそが絶対的な正義。

くぅぅ、賢ぶれなかった、、、!!(泣)


余談ですが、畑でサンプルの採取をしていると、何処からともなく畑の元持ち主がソソっと近づいてきて、イキイキグングンと葉物類達が育った畑を見ては

「こんな畑で葉物類の栽培が出来たなんて信じられない。僕は今まで何度も挑戦してきたけれど、一度として成功した事が無かった。本当に心から凄い。しかも有機でこれが出来るなんて信じられない。」と感動しておりました。


「そんなこっぴどい畑を貸し出したんかーーーい!この鬼――!」
と突っ込みを入れそうになるのを理性で必死に抑え込みつつ
「私達が作った堆肥なら、こんなに簡単に有機栽培が実現できるの!これをネパール全土に広げよう!今言ってくれた内容を21日のセレモニーで話して!!」
とキラキラモードでお約束。


この人がセレモニーに来てサラリとでも今の言葉を話してくれたなら、作成した堆肥がどれ程素晴らしいものなのか。を最も効率良く伝えることが出来ますね~


明日からセレモニー開催まで、付き合いたての彼氏の如く彼に鬼電話する予定です♡♡